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大雪の余波 会津若松市で資源・不燃ゴミ収集ストップ 道路状況悪化で2週間 市民は家で保管《福島県》

福島県会津地方を襲った大雪の「余波」は今も続いている。

会津若松市のゴミ捨て場には、燃えるゴミ以外の回収は行わないという表記が貼られている。会津若松市では2月17日から2月末までの約2週間、可燃ごみ以外のごみの収集を一時停止した。
2月7日に観測記録を更新する121センチの積雪となり、道路状況が悪化していることが背景にある。

会津若松市に住む高崎麻衣さんは「(もうだいぶたまっている?)結構缶類とペットボトルは消費するので、たまる頻度が多いです」と話す。
家族5人暮らしの高崎麻衣さんが住む地区では、ペットボトルや缶・ビンなどを2週に1回収集していて、自宅の外のボックスはそろそろいっぱいになりそう。ボックスが限界になった場合に備え、自宅裏の物置もごみ置き場として使えるようにしている。
高崎さんは「みんな頑張っているしと思いながら、この雪で痛感したのが、除雪してくれる人がいることと、自分たちが大変なところもお互いさまで...」と話す。

会津若松市廃棄物対策課の青山一也課長は「先週の木曜日は、ここから市の中心部まで、通常15分のところが1時間半くらい移動だけでかかりました。家の中で資源物を保管していただくということにご理解いただければと思います」と話す。

今週もまた予想されている寒波...市民生活への影響は続きそうだ。